飲食店の料理を1日2回まで月1,980円で食べ放題「Reduce GO」が衝撃。ビジネスモデルを調べたら素晴らしかった

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Reduce GOというアプリをご存知だろうか?

SHIFFT株式会社が発表から約1年かけて、ついに2018年4月5日にサービス開始をしたサービス。レストランやカフェ等の飲食店の余剰食品をユーザは月額1,980円で1日2回まで受け取り、食べることができるサービスだ。

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レストランなどで食事すれば、2回くらいで1,980円は平均かかるだろうから、1日で元が取れることもあるかもしれない。

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Reduce GOが凄い

利用者のメリット

ユーザは美味しい料理を月額1980円で食べることができるだけでなく、食料廃棄の削減にも貢献できる。さらには利用料金の2%が社会活動団体へ寄付されるという。

月額定額を払うだけにユーザも来店動機が高まり、結果的に利用したことのないお店の料理を食べることで新しい食の発見もあるかもしれない。

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引用以降、図はReduce GOのHPより

レストラン等加盟店のメリット

またレストラン側は食べログやぐるなび等と違い費用が全くかからないばかりか、月額1,980円の売上から一部利益を受け取ることができ、廃棄ロスも減らすことができる。

・廃棄費用の削減と収益例

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新規顧客の獲得にも繋がるので、新たな客層を無料で獲得できるだろう。

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うまく普及していけば日本の食品廃棄問題(フードロス)へも大きく貢献していきそうだ。

日本のフードロスの現状

SHIFFT社のリリースによると、現在日本では食べられるのに捨てられてしまっている食品(食品ロス)が、年間で642万トンあり、国連が食糧難に苦しむ国々に援助している総量(320万トン)のおよそ2倍の量になるという。

※出典は「【60秒解説】642万トンの食品が廃棄」2015年10月21日 経済産業省発表より

さらには日本の食品製造・卸・小売・外食における食品廃棄量(食べ残しを除く)のうち、32%もの量が食べられるのに棄てられているという。

ユーザの利用フロー

アプリは非常に使いやすく、まずはGPSで近い順に店舗検索。そこから食べたい料理を選択し、2タップで注文。受け取り時間内に店舗へ行き、注文画面を見せて商品を受取るだけだ。

月額定額制で日2回まで注文することができ、毎回決済する手間もなくスムーズな流れとなっている。

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店舗の利用フロー

また店舗側はアプリの管理画面で注文や在庫の確認、今月の分配金の状況もチェックできるという。

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スタートしたばかりの「Reduce GO」の加盟店舗は31店舗。東京23区からのスタートとなり、まだ余剰食品も少ないことから有料会員の上限が制限されている。

今後は順次エリアを拡大し全国展開していくというが、まずは東京でさえ加盟店舗が少ないので、ここ1年で東京エリアの加盟店舗をどこまで増やすことができるのか、勝負どころだろう。

利用可能店舗をマップで確認

まずは自宅や職場近くに利用可能店舗があるか確認してみると良いが、Googleマップで対応店舗マップを作ってみた人がいるので、参考までに。

ビジネスモデル

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ビジネスモデルは公開されており、ユーザの月額1,980円の内、59%を加盟店へ均等配分。2%は社会活動団体へ寄付され、39%はReduce Goの収益となる。

面白いのは均等配分という点。加盟店のモチベーションにどこまで影響するか懸念もあるが、営利追求型ではないプラットフォームの仕組みとして、どこまで成功するか面白い社会実験の一つとも言えるかもしれない。

SHIFFT社とは?

最後に運営するSHIFFT社のミッション・経営理念・社是を紹介しておきたい。

ミッション

「幸せな時間をふやす」

・世の中の『あったらいいな』を実現し、愛されるサービスやモノづくりをしていきます

・みんなの日常の悩みを減らし、一人ひとりに価値ある時間を増やしていくことを目指します

経営理念

正善なる社会活動を推進し、価値ある次世代への変革を創造します。

社是

  • 誠実を旨とし、不当な儲け主義を廃する。
  • 時代の先を見つめ、豊かな想像力で挑戦する。
  • 世界的視野に立ち、経営の革新と技術の革新に努める。

2014年9月に会社設立とまだそれほど時間が経っていないが、「日本人の生活様式をより豊かに変革すべく、「食」の分野を軸に追究して参ります。」とのことで、閉店が多く苦しんでいる飲食業界に新たな風を吹かせそうだ。

今後、まずは利用可能店舗数が圧倒的に少ないので営業力の強化が問題。リリースが遅れたことからも状況がわかるが、このサービスが一気に広まって加盟店の増加につながってほしい。

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