すげぇなイグニス。前期赤字から一転、「ぼくとドラゴン」のヒットで売上・利益を爆上げ中

数多くのヒットアプリを生み出し、2014年7月にマザーズに上場したイグニス。設立が2010年とまだ若い会社ですが、そのマーケティング力の高さには注目しています。

2016年5月16日に開示された決算資料からその状況を見てみます。

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2016年期第2四半期累計の決算

第2四半期の総括

イグニスといえば、スマホが日本に広がりだした2011・12年あたりに「妄想電話」や「だーぱんシリーズ(スマホのメモリ解放ツール等)」等数多くのヒットアプリを生み出しました。

今思えば、創業からまだ間もない時に開発したアプリだったのか。

今回の第2四半期決算では、そういった無料ネイティブアプリが全体に占める売上の割合は小さくなっていることを改めて実感させられるものでした。前年同期比からも24%のマイナスとなっています。

それにしてもネイティブソーシャルゲームの前年同期比2654%増ってすごいな。

昨年、通期で営業赤字となったイグニス。四半期でも売上が2億円台にまで落ち込んでいた時期もありました。

第2四半期の総括2

今だからこそ当時は転換期でしたと言えますが、売上2億円で営業利益がマイナス1億円となった時は大丈夫なのかなと思いましたが、この第2四半期のみでいうと売上約13億円の営業利益4億円と大きく回復しています。変動費を低く抑えることができるオリジナルIPのソシャゲだけあって営業利益率もグングン上がってます。

この勢いで業績は伸びると見ているようで、通期予想も上方修正しています。

2016年9月期通期予想

通期予想

売上47億円、営業利益10億円。昨年の営業赤字から大きく回復する見込みです。

この業績の大きな要因となったのが、ぼくとドラゴンというソーシャルゲーム。通称「ぼくドラ」です。

ぼくドラの状況

ぼくどら

ぼくどら2

累計280万ダウンロードを突破し、国内アプリストアの売上げランキングでも上位を保っています。さらに6月下旬からはTVCMのテストを開始予定とのことで、小さなトライで成功すればもしかしたら爆発するかもしれません。

効果計測のノウハウはかなり豊富そうですが、TVCMは詳細な計測が困難なマーケティング手段。今までと違うマーケティング手法を成功させることができるか注目しています。

アプリダウンロード数が累計で1億ダウンロードを突破したようで、ネイティブアプリをダウンロードしてもらう・そこからマネタイズに結びつけるというノウハウは素晴らしい。

もちろんリワードなどDL数の底上げを図っている部分もあるかもしれないが、マネタイズがしっかりとしているからこそ実績が伴ってきます。

ダウンロード数推移

U-NOTEも成長中

U-NOTE

2015年10月30日に連結子会社化したU-NOTE。ビジネスパーソン向けキュレーションメディアですが、イグニス入りしてから売上が伸びているようです。

イグニスの数多くあるアプリから集客誘導してマネタイズに結びつけてるのかシナジーはすぐに現れているようです。

ゲームだけでなく、様々なジャンルのアプリを今後も出していくようなので、イグニスのそのヒットを生み出す手腕に注目です。