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ドロップシッピング最大手「もしも」が業績拡大中!?TopSellerなど新しい仕組みはアフィリエイトより儲かるのか?

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3月13日に発表されたドロップシッピング最大手である株式会社もしもの決算発表を見て驚いた。

なんと業績が急回復しているのだ。サービス開始から11年で一体、何が起こっているのか。

アフィリエイトをやっていない人はあまり聞き慣れない言葉であると思う”ドロップシッピング”。一時期、話題になったが最近あまり噂を聞かなかったので、きっと赤字が拡大しているだろうと考えていたからだ。

ドロップシッピングとは簡単にいうとWebサイトやブログなどで商品を販売する際に在庫・配送・決済・顧客管理・サポートなど様々な手間が発生するが、それを全部もしくは一部変わりに行ってもらうことができるサービス。

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引用もしもHP

もっと端的に言うと在庫を持たずにネットショップを運営することができるサービス。

まずは簡単に概要から見てみよう。

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ドロップシッピングの利点とは

アフィリエイトとの違いがわかりづらく「利用するメリットって何なの?」と思われるかもしれませんが、しいて言えば「価格決定権を持つことができる」「販売マージンが5%~20%程度とアフィリエイトより高い」「自分のネットショップのようなものが構築しやすいツールがある」ことでしょう。

参考までにもしも社が公開している資料によると以下の通り。

アフィリエイトだと基本的に誘導するサイトで価格が決まっているが、例えばドロップシッピングならこの商品なら4千円の原価でも2万円で販売できる販売力のあるサイトを持っていれば、かなり高い料率を受け取ることができる。

ここがドロップシッピングの最大の魅力だろう。

このドロップシッピングというサービスは、現在最大手かつ最古参の株式会社もしもの設立は2004年12月。ドロップシッピングのリリースは2006年。そのころアメリカでは”ドロップシッピングが次に来る”みたいな形で取り上げられることが増え始め、日本でもじわじわ話題になっていた。

ドロップシッピングのサービスは複数あったものの、ずっと株式会社もしもと株式会社リアルという会社の2強状態が続く。それが2012年に大きな転機が訪れる。

株式会社リアルが無許可でやせ薬を販売目的で持っていたとして、経営陣が逮捕されてしまったのだ。

原価と販売価格に差があっても販売方法次第では売れそうな”やせ薬”。ドロップシッピングで利益を追求しようとするとそういった商品をどうしても仕入れたくなるのだろうが、「飲んで20分で脂肪が1キロも蒸発する」として販売していたようだ。

「ドロップシッピングのサービス会社はあくまでも黒子で販売者はそれをプロモーションした人じゃないの?」という声もあったが、おそらく実態はサービス会社のリアル社にあるとして逮捕したのだろう。その後、リアルドロップシッピングは閉鎖され、現在はもしも社のドロップシッピング1強状態となっている。

リアル社は2011年時点で売上が年間28億円程度あったようだが、もしも社の直近の業績を見てみよう。

もしも社の業績

2014年11月期
資本金2億7050万円 資本剰余金2億5500万円 利益剰余金-4億4860万円 当期純利益284万円

2015年11月期
資本金1億円 資本剰余金4億2550万円 利益剰余金-4億3619万円 当期純利益1240万円

2016年11月期
資本金1億円 資本剰余金4億2550万円 利益剰余金-3億5897万円 当期純利益7722万円

2017年11月期
資本金1億円 資本剰余金4億2550万円 利益剰余金-2億7,220万円 当期純利益8172万円

残念ながら非上場で規模も大規模に属さないことから売上は不明。

かなりの累損がかつてあって、財務の健全性はやや心配でしたが当期純利益ベースでは黒字となっており、投資は大きく回収モードに入っている。

メーカー約1,200社から商品提供を受け、約40万点の商品を選択することができるようで、 実藤社長のインタビューによると会員の中には年間1億円以上売上がある会員もいるようだ。

会員は主婦や定年後のシニアが多いとのこと。メディアの話題性は下火になったものの、反比例するように流通額は伸びているようだ。

急成長のカギはTopSeller

以下、直近の状況についてもしも社が語ったインタビュー内容だ。

実藤:もしもドロップシッピングは順調に伸び続けていて、現在の利用者は46万人です。主婦やシニアの方、最近では20代の方などの利用が多いですね。

「TopSeller」は1,470店舗ほどです。そのうちの900店舗様が、1月にリリースしたセレクトコースを利用しています。TopSellerはこれまで、楽天やYahoo!などのモールに出店している店舗様が対象でしたが、「セレクトコース」の新設で、BASEやカラーミーショップなどの店舗さんにも利用いただけるようになり、大幅に数字が伸びました。

豊田:セレクトコースは月額料をかなり下げたのも大きいです。これまでは25万商品を扱うことができて月約3万円というプランでしたが、セレクトコースでは扱える商品数を減らして金額を下げました。いくつかプランがありますが、商品5点までは無料、300点までは月額480円です。この300点コースの利用が、現在最も多いです。

引用ECzine

どうやら伸びているのは「TopSeller」という仕組み。

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引用Topseller HP

これはドロップシッピングよりメリットがわかりやすい。

独自システムでEC店舗を持っているショップを始め、楽天市場・Yahoo!ショッピング・MakeShop・カラーミーショップといった仕組みでECサイトを運営している場合、在庫リスクを持たずに商品点数を増やすことができるようになるようだ。

今は営業に力を入れているだろうが、認知度が上がれば、この仕組みはさらに成長していくだろう。

あと「もしもアフィリエイト」のマージンなども結構な収益源ではないかと考えている。

もしもアフィリエイトはアフィリエイトの広告主からの通常報酬に加え、もしも社からも入るボーナス報酬も魅力。

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引用もしもアフィリエイト HP

ドロップシッピング単体の市場規模や売上は残念ながらわからなかったものの、もしも社はこのまま行けばIPOも見えてくるだろう。

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