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付与されないビットコインゴールド・ダイヤモンド問題。日本の仮想通貨ユーザから消えたのはNEM以外にまだあるぞ!

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今年の1月末に起きたコインチェックによるNEM流出騒動に注目が集まり、多くのユーザが忘れているだろうと思われるのは昨年のビットコインのハードフォーク祭り。

一体何だったんだろうと多くの人が思っているはずだが、実は少なくともビットコインゴールドやビットコインダイヤモンドなどは世界の仮想通貨取引所では付与され、売買されている。

昨年のビットコインゴールド付与時点で、国内で最もビットコインの現物を顧客から預かっていたコインチェックは問題等が確認されない限り付与を行う予定としていた。取り扱い額が大きいだけに莫大な顧客資産額になるだろう。

続くbitFlyerも付与にポジティブで、問題がなければ付与するとしていたが、昨年末以降、アナウンスが途絶えている。

まずコインチェックとbitFlyerの最後のアナウンス状況を確認しておこう。

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コインチェックの付与方針

ビットコインゴールド

ビットコインダイヤモンド

上記のアナウンスが11月26日にあり、最後の告知は2017年12月29日に公表された
「計画されたハードフォーク及び新コインへの対応指針」から付与部分についてのみ確認しておきたい。これはビットコインゴールド・ダイヤモンドなど、コインチェック社の共通の方針を意味する。

計画されたハードフォーク及び新コインへの対応指針

新コインのお客様への付与

(1)当社の新コインを付与する判断基準は、次の通りです。
新コインについて、二重移転を防止する措置が講じられていること。
新コインについて、お客様の資産を侵害する仕組みが講じられていないこと。
新コインの有する機能が、不法、不正な行為を誘引するものではないこと。
HFを計画する者による過剰なプレマインなどの利益独占行為が認められないこと。
その他、新コインの健全な流通を妨げる事象が認められないこと。

(2)当社は、HFによりブロックチェーンを支える機能が新コインに割譲されたことに伴い、HFの基となる仮想通貨(以下、「オリジナルコイン」といいます。)の価値が新コインに移転したと認められる場合には、原則として、HFにより組成された新コインをお客様に付与します。ただし、(1)の判断基準を新コインが満たしていない場合等、新コインをお客様に付与することが適切でないと当社が判断した場合を除きます。なお、新コインの取扱いの有無や取扱い方法については、当社が決定します。

(3)当社は、(2)の場合において、新コインの付与に代え、新コイン相当額の金銭をお客様に交付することがあります。

(4)当社は、現に当社の取扱う仮想通貨についてHFにより新コインが組成され、お客様の保有するオリジナルコインの価値に影響を与える可能性がある場合には、あらかじめ、信頼できると当社が判断した情報に限り、当該HF計画の概要及びHFにより組成される新コインの内容、新コインの付与対応について、当社ウェブサイト、メールマガジン、公式SNS等を通じてお知らせします。

引用コインチェック公式HP

bitFlyerの付与方針

bitFlyerは2017年12月1日に発表した「Bitcoin Gold によるビットコインのブロックチェーン分岐に向けた対応」が最後だろう。

□ 当社は、BTG 分岐前にお客様が bitFlyer アカウントで保有されていたビットコイン現物の数量と同量の BTG をお客様に付与します。

BTG 分岐が恒久的であり、リーガル、コンプライアンス面の懸念がなく、お客様の資産保護等の観点においても問題がないと当社が判断した場合、お客様はビットコイン、及び BTG 両方の資産を持つことになります。

□ BTG の付与に伴い、BTG の売買サービス、お預入・ご送付サービスの提供を開始する予定です。当社は上記対応を予定しておりますが、BTG については BTG ウォレットソフトウェアの配布バイナリにマルウェアが含まれていたこと等、セキュリティ上の問題が確認されております。

その為当社は、お客様への BTG の付与をまだ決定しておらず、引き続き慎重に検討を進めております。

当社は、BTG 分岐が恒久的であり、リーガル、コンプライアンス面の懸念がなく、お客様の資産保護等の観点においても問題がないと当社が判断した場合に限りお客様への BTG の付与を決定いたします。

また、BTG の付与に伴い、BTG の売買サービス、お預入・ご送付サービスの提供を開始する予定です。

引用bitFlyer公式HP

海外では既に多くの有名取引所が付与・売買を開始済み

bitFlyerの場合、ビットコインゴールドの付与だけでなく、売買サービスの提供開始なども予定していたことから、モヤモヤしている人も多いだろう。

2社とも、付与していない理由として特にセキュリティ上の問題を懸念しているものと見られるが、それでは世界各国の仮想通貨取引所はどうなのか。

実は香港、韓国などアジア勢だけでなく、米国・イギリスの世界トップクラスの仮想通貨取引所では取り扱いをとっくに開始しており、ビットコインゴールドの時価総額は全仮想通貨の中で25位となっている。※2018年4月10日時点

時価総額で見ると日本人に有名なモナコインは59位、Augurは46位、Zcashは26位などよりも4月10日現在で上位にランクインしている。

ちなみにコインチェックがもう一つ付与を表明していたビットコイン・ダイヤモンドは現在33位でこれも大きい。

ビットコインゴールドを取り扱っている世界の主な仮想通貨取引所

  • Binance 香港※マルタ共和国へ移転予定
  • Bitfinex 香港
  • Bithumb 韓国
  • Bittrex 米国
  • HitBTC イギリス
  • Huobi.pro 香港
  • OKEx 香港
  • Upbit 韓国

日本でビットコインゴールドの取り扱いを表明していた取扱所は少なく、顧客が預けていたのは主にコインチェックとbitFlyerの2社だろう。

セキュリティなどの問題から付与をしないと2社とも表明する可能性も残されているが、それで顧客が許してくれるだろうか?最悪の場合、集団訴訟に発展する可能性もあるかもしれない。

日本人でも仮想通貨のリテラシーが高い人はBinance(バイナンス)など、海外の仮想通貨取引所を利用するケースが多いと見られるだけに、その流れも加速させてしまうだろう。

Binanceの利用については金融庁が懸念しているため今後は不透明な部分もあるが、Binanceは仮想通貨を国策として取り組もうとしているマルタ共和国に今後移転すると見られる。そのためマルタ共和国は税収や大きな雇用を確保し、人口増加に寄与するBinance社を国を上げて守るかもしれない。

国際的な通貨ということもあり、国際的な競争が行われている取引所にあって、気持はわかるが以下のようなネガティブな発言をしていては太刀打ちできないのではないだろうか。

バイナンスはビットコインゴールドだけでなく、コインチェックが付与を前向きに発表したビットコインダイヤモンドも既に扱っている。

ただbitFlyerに関しては、ビットコインゴールドの取り扱い取引所として公式HPにロゴが掲載され続けていることなどもあり、まだ期待が持てるかもしれない。

bitflyer-bitcoingold

画像はビットコインゴールド公式HP

顧客からしたら消えたのと変わらない?

ハッキリ言って、世界トップクラスの仮想通貨取引所の多くが付与したコインを国内の取引所が付与しないのだとしたら、ビットコインを預けていたユーザからすれば、消えたNEMとあまり変わらないのではないか。いや、ハッカーによるNEMの流出はコインチェック社がいくらか条件を付けて補償したからまだマシだが、ビットコインゴールドなどの場合は全くのゼロになる可能性もある。

多くの顧客にとっては単純にバイナンスに入れておけば付与されたはずの仮想通貨資産が消えてしまうことを意味するだろう。

セキュリティ等、ビットコインゴールド側に問題があるのなら、なぜ海外の取引所は扱っているのか。利用者にわかりやすく途中経過でも良いので説明してほしい。

コインチェックは騒動があったのも一因だと思うが、2社とも最後の発表が昨年12月。顧客から預かった大事なビットコインの問題なので、説明責任をしっかりと果たしてもらいたい。

ビットコインゴールドに関する顧客の声

やはり現物を預けていたユーザはコインチェックに多かったので、コインチェックの対応を憂う声が多いようだ。

bitFlyer

コインチェック

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