今回も資料がド派手なアドウェイズの決算。海外売上が68億円と急激に成長中

毎回資料がド派手なアドウェイズの決算。いつも楽しみに拝見しております。まずは表紙から・・・

アドウェイズ表紙

期待通りのデザインです。

きっとIRのデザイン担当者が優秀なんでしょうね。このままスカジャンのデザインにも活用できそうです。ハマダーです。

ということで、2016年5月13日に発表された通期業績から見ていきましょう。

通期業績

いやー、和です。和。

日本好きだなぁ。

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通期業績

業績

売上は過去最高ですが、営業利益が大きく3億円も減少しています。要因として大きいのは販管費が前年比で約6億円増加していること。

しかし、この増加部分は人件費・採用教育費を約4億円増加させたことによることが最も大きく、新卒社員の増加や海外事業の拡大による人件費の増加ということのようなので、中長期的にはプラスに働いてきそうです。

売上高の前期比比較

売上高の前期比比較

増加した売上をセグメント別で見ると、スマートフォンはもちろん、PC(インターネット)も10%以上の増加で伸びているようです。PCのほうは金融案件が増加したとのことで一時的な可能性もあるから、トレンドはやはりスマホの成長に伴った売上増です。

ただアドウェイズはリワード広告に強いので、仮にアップルが現在ガイドライン規約違反とされるはずのアプリストアのリワード広告の規制に踏み切れば、業績への影響は大きなものとなるかもしれません。今のところそういう噂はありませんが、何故アップルが放置しているのか不思議で仕方が無い。

ガラケー全盛期に大きな売上を誇っていたSmart-Cなどのガラケー売上は前年比36%減の4億円ですか・・・DeNAのポケットアフィリエイト(モバゲー等のアフィリエイトの仕組み)も吸収したのに、既に全体の売上からすると1%程度にも減少しています。ガラケーが衰退したから当然とはいえ、時代の変化だなぁ。

増加した売上をエリア別で見ると国内が前期比11.6%増に対して、海外が前期比22.2%増と大きく伸びています。広告代理店として競合にあたり、アドウェイズの岡村社長が心底リスペクトしているサイバーエージェントの藤田社長が率いるサイバーエージェントは海外売上比率が10%を下回っており、正確な情報を公開していない。

それだけにアドウェイズの海外売上比率が17%にまで向上し、まだまだ構成比が上がっていきそうというのは興味深いですな。

海外事業の状況

事業概況2

3年間で3倍以上に伸びています。

日本のインターネット企業は海外に弱いので、期待できる成長率ですね。

なんとなくアドウェイズはたくましい営業マンが多いイメージなので、アジアの大変な環境でもたくましく働けるから海外売上が伸びているような気がします。

エリア別で好調なのは

各国の広告事業

韓国・台湾が順調、米国・中国・タイ・シンガポールはやや順調、ベトナム・フィリピン・インドネシアがこれからとやはりアジア圏を中心に展開。

メタップスなどと同様、アジア圏は欧米系の広告代理店が深く入り込んでいないケースが多いため、ブルーオーシャンなのかな。

注目のECデータサービス「Nint」

Nint

Nint2

個人的に興味のあるサービスを紹介。Nintというショッピング情報をデータベース化し、情報提供するというECデータサービスがあります。

このサービスは2009年から開始されており、ビッグデータの様々な情報を活用し、市場のトレンドを分析することができるようです。

ECモールの各ジャンルの市場規模や売上推移、競合ショップの売れ筋や価格・広告や検索ワードなどを分析することで自社のECショップの売上向上に役立てることができます。

導入も2015年12月末で27,000社超とかなりの企業が導入しているようですね。

最後はアドウェイズのスローガンであるあのスライドで。

なにこれすげー

達筆。和ですねぇ。

和の心意気で海外攻略も絶好調です。